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流れ星による読書日記。大学在学中に200冊を読破。現在のべ900冊目に突入中! 目指すは…1000冊?
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 プロフィール 
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流れ星
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女性
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アルバイト
趣味:
読書
自己紹介:
文学部在学中に223冊を読破。

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59冊目!

4344413032 その後のツレがうつになりまして。
細川 貂々

(幻冬舎文庫) 幻冬舎 2009-04


by G-Tools
ドラマ版になったことをきっかけに、原作も改めて読み返してみました(以前は本屋で立ち読み)。運よく文庫になった直後です。(第1弾の『ツレがうつになりまして。』はこちら→2009/06/17の記事

熟読して見えてきたのは、これは単なる「闘病記」ではなく「夫婦の歩み」をつづった物語でもあるということ。

二人がうつという病気といかに立ち向かい、3年間もの闘病生活を歩んできたか。

裏表紙には「純愛コミックエッセイ」の文字もありましたが、回復までは(回復した後も)夫婦二人三脚の取り組みが必要だったはずです。むしろ、うつを通して夫婦の絆が深まったとも言えるかもしれません。

原作がベストセラーになったのも、ドラマが高い評判を得ているのも、この部分が大きく影響しているからだと思います。

うつは1人では治せない病気。誰かの支えがあって初めて光が見えてくる。だからこそ、自分がいかに恵まれているかも教えてくれる。

実際かかってみると、うつは厄介ですが不思議な病気だとつくづく思います。

私もいつか、完全に治って「うつになってよかった」と言える日が来るのかなぁ。

その日がちょっと楽しみでもあります。

(書店で購入・背表紙幅:0.8cm)

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