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流れ星による読書日記。大学在学中に200冊を読破。現在のべ900冊目に突入中! 目指すは…1000冊?
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 プロフィール 
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流れ星
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女性
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アルバイト
趣味:
読書
自己紹介:
文学部在学中に223冊を読破。

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もうすぐ通算650冊に到達予定。
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294冊目!

グリム童話(上) グリム童話(下) グリム童話(上・下)

ヤーコプ グリム Jacob Grimm
ウィルヘルム グリム Wilherm Grimm
訳:池内 紀(おさむ)

(ちくま文庫) 筑摩書房 1989-12


by G-Tools
ちくま文庫にはじめ収められていたグリム童話です。野村ひろしさんの完訳版が出るまで、この上下巻が入っていました。

完訳版を読んだ後だと、少し物足りない感じも残ります。収録されている話の数が少ないし、意訳されている部分も多い印象。でも、親しみやすく自然な言葉を選んでいるので、内容を知る分にはこれでいいのかもしれません。

(個人的には、原文のドイツ語が気になるので野村版の方が好きです)

童話が紙に記録される以前、つまり口述で伝えられていた頃は、言葉のリズムや韻も魅力の一つだったと思います。日本の「ももたろう」でも、「どんぶらこ、どんぶらこと桃がながれてきました・・・」は自然に思い出せるフレーズです。聞いていて気持ちがよく、楽しい言葉は、物語の展開とは別の面で、娯楽の要素の一つであったかもしれません。

そう考えると、この池内版の訳もアリなのかな、という気がしてきます。

→本書について触れていた本:
  ・有馬 哲夫 『ディズニーの魔法』 (2011/10/15の記事

(C市図書館で借りて・背表紙幅:上下巻合わせて2.9cm)

<掲載作品一覧>

〈上巻〉

・蛙の王様
・猫とねずみ
・ゾッとしたくて旅に出た若者の話  
・狼と七ひきの子やぎ
・悪いやつら

・ラプンツェル
・三人の糸くり女
・ヘンゼルとグレーテル
・白蛇
・麦わらと炭とそら豆

・漁師と女房
・勇ましい仕立て屋
・灰かぶり姫
・謎なぞ
・ねずみと小鳥とソーセージ

・ホレばあさん
・七羽のカラス
・赤ずきん
・ブレーメンの音楽隊
・歌う白骨

・しらみとノミ
・おりこうなハンス
・おりこうなエルゼ
・天国へいった仕立て屋
・親ゆび小僧

・奥さまぎつねのお嫁入り
・盗賊の花むこ
・コルベス氏
・トゥルーデおばさん
・死神の名づけ親

・おいぼれズルタン
・青ひげ

〈下巻〉

・いばら姫
・みつけ鳥
・つぐみひげの王
・白雪姫
・がたがたの一本足小僧

・恋人ローラント
・黄金の鳥
・犬とすずめ
・水のみ百姓
・蜂の女王

・千びき皮
・十二人の狩人
・ヨリンデとヨリンゲル
・きつねと猫
・なでしこ

・知恵のあるグレーテル
・おじいさんと孫
・幸せなハンス
・歌いながらとぶひばり
・がちょう番の娘

・黄金の山の王
・いのちの水
・ものしり博士
・すすまみれ悪魔の弟
・みそさざいと熊

・いばらの中のユダヤ人
・はりねずみハンス
・青いあかり
・わがままな子供
・あっぱれな四人兄弟

・はきつぶしのダンス靴
・かぶら
・若返った小男
・年よりの乞食女
・釘一本

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