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流れ星による読書日記。大学在学中に200冊を読破。現在のべ900冊目に突入中! 目指すは…1000冊?
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文学部在学中に223冊を読破。

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664冊目!

三毛猫ホームズの駈落ち
赤川 次郎

(角川文庫) KADOKAWA (2012-10-01)
「かけおち」は「け落ち」だと思っていました。辞書には「け落ち」も載っていました。

悲恋の物語の終わりに駈落ちが書かれることが多いですが、この小説では「駈落ちした二人のその後」に焦点を当てています。ロミオとジュリエットのように心中してしまえば、そこで二人の人生は終わりますが、生きながらえた場合はどんな人生を歩んでいくのか。ロマンチックな描写は少なく、「現実は甘くないよ」と淡々と筆者が述べているように思います。

もし私と同姓同名の人が、財産争いを抱えて身近に現われたら・・・いろいろトラブルに巻き込まれて面倒なことになりそう。作中のような出来事に関わるのはまっぴらご免です。

→「三毛猫ホームズ」シリーズ:
  ・1.『三毛猫ホームズの推理』 (2012/05/07の記事
  ・2.『三毛猫ホームズの追跡』 (2012/08/13の記事
  ・3.『三毛猫ホームズの怪談』 (2014/10/03の記事
  ・4.『三毛猫ホームズの狂死曲(ラプソディー)』 (2015/08/24の記事
  ・5.『三毛猫ホームズの駈落ち』

(F市図書館で借りて・背表紙幅:1.6cm)

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662冊目!

万能鑑定士Qの事件簿 IX

松岡 圭祐

(角川文庫) KADOKAWA (2012-09-01)

モナ・リザを巡る謎解きというと「ダ・ヴィンチ・コード」の印象が強いのですが、この小説も面白かったです。線を使わず全て点で描かれているとか、遠景に特別な技法が使われているとか、描き直しの跡があるとか。筆者は今作のために綿密な取材をした上で執筆に臨んだのでしょう。

ルーブル美術館の特殊なレプリカ技術は本当かフィクションなのか定かではありませんが、活字を追っていると本物を観たくなってきます。(映画版をこれから観ようと思っています。楽しみ)

学生の頃、1度美術館の学芸員の仕事に興味を持った時期がありました。あのときにこの作品と出会えていたら、もう少し仕事内容を具体的にイメージできたかもしれません。

→著者の他の作品:
  ・『ミッキーマウスの憂鬱』 (2011/07/04の記事

→「万能鑑定士Q」シリーズ:
  ・ I 力士シール篇・上巻 (2016/04/29の記事
  ・II 力士シール篇・下巻 (2016/05/14の記事
  ・III 音楽プロデューサー詐欺事件 篇 (2018/01/10の記事
  ・IV 映画ポスター連続放火事件 篇 (2018/03/16の記事
  ・V パリ フォアグラ異物混入事件 篇 (2018/09/16の記事
  ・VI 万能贋作士事件 篇 (2019/03/15の記事)
  ・VII ファッション雑誌と逆錬金術 篇 (2019/04/22の記事
  ・VIII 台湾と奇跡の浄水装置 篇 (2019/09/28の記事
  ・IX モナ・リザの贋作 篇
  ・X 複製された印鑑 篇 (2020/06/23の記事
  ・XI 京都 願いがかなう寺 篇 (2020/06/30の記事
  ・XII 大阪 太陽の塔 篇 (2020/09/10の記事

(F市図書館で借りて・背表紙幅:1.1cm)
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659冊目!

論語</a><br /> (角川ソフィア文庫―ビギナーズ・クラシックス 中国の古典)
論語
(ビギナーズ・クラシックス 中国の古典)
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加地 伸行

(角川ソフィア文庫) 角川書店

中学・高校の国語の教科書にも載っている漢文。改めて読み直してみると、身近な四字熟語やことわざの元になった言葉が大変多いことに気づかされます。

漢文といえば、大学受験の前に膨大な量の区形を暗記して、書き下し文や白文や現代語訳を何周も読み直して…大変だったけど英語とはまた違った面白さがありました。(今思うと、高校で三国志を延々と読んだのはかなりしんどかった↓↓)

当時は読解技術を身につけるのに必死でしたが、西洋の古典文学を学んでから漢文に戻ってくると、内容が新鮮に感じられます。原文は技巧が少なく簡素で、(省略されている言葉を補って読むのが大変ですが)無駄のない語数で読者に直接メッセージが伝わってくる感じがします。

「古典を読む人は、古典の文字だけを読むのではなくて、古典の文字のそのこころを読むことが大切です」(p.98)

でも、中学高校でこの「こころ」を伝えるのはとても難しいなぁ。。。

→次に読む本を発見!
  ・吉田 兼好 『ビギナーズ・クラシックス 日本の古典 徒然草』 (2014/03/21の記事

(古本屋で購入・背表紙幅:1.1cm)

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655冊目!

万能鑑定士Qの事件簿VIII
松岡 圭祐

(角川文庫) 角川書店 (2011-02-25)

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644冊目!

万能鑑定士Qの事件簿 VII

松岡 圭祐

(角川文庫) KADOKAWA (2012-09-01)


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641冊目!

万能鑑定士Qの事件簿 VI

松岡 圭祐

(角川文庫) KADOKAWA (2012-09-01)

(英題:Case Files of All-round Appraiser Q Vol. 6)

もしも、莉子と同等の力をもつ人物がもう1人いたらどうなるか?

ライバルとなる新キャラクターの登場、おもしろかったです。天然キャラの莉子とは対照的で、頭の回転がよすぎて何を考えているのかわかりません。何を企てているのか最後までわからず、スリリングでした。

1度でいいから、劇中のお屋敷みたいなところでお茶会してみたいなぁ・・・と思ったり。

「鑑定士」長篇シリーズは折り返し地点。後半の巻も楽しみです。

→著者の他の作品:
  ・『ミッキーマウスの憂鬱』 (2011/07/04の記事

→「万能鑑定士Q」シリーズ:
  ・ I 力士シール篇・上巻 (2016/04/29の記事
  ・II 力士シール篇・下巻 (2016/05/14の記事
  ・III 音楽プロデューサー詐欺事件 篇 (2018/01/10の記事
  ・IV 映画ポスター連続放火事件 篇 (2018/03/16の記事
  ・V パリ フォアグラ異物混入事件 篇 (2018/09/16の記事
  ・VI 万能贋作士事件 篇
  ・VII ファッション出版社と逆錬金術 篇 (2019/04/22の記事
  ・VIII 台湾と奇跡の浄水器 篇 (2019/09/28の記事
  ・IX モナ・リザの贋作 篇 (2019/11/16の記事
  ・X 複製された印鑑 篇 (2020/06/23の記事
  ・XI 京都 願いがかなう寺 篇 (2020/06/30の記事
  ・XII 大阪 太陽の塔 篇 (2020/09/10の記事

(F市図書館で借りて・背表紙幅:1.1cm)

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