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流れ星による読書日記。大学在学中に200冊を読破。現在のべ900冊目に突入中! 目指すは…1000冊?
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 プロフィール 
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流れ星
性別:
女性
職業:
アルバイト
趣味:
読書
自己紹介:
文学部在学中に223冊を読破。

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275冊目!

武器としての社会類型論 武器としての社会類型論
世界を五つのタイプで見る

加藤 隆

(講談社現代新書) 講談社 2012-07-18


by G-Tools
図書館の新着コーナーに並んでいたのを偶然発見。即、借りました。著者は大学時代の恩師です。

学生時代、<比較文明論>という講義を受講していた頃、先生の五つの類型が紹介されていたのを思い出します。本書ではそれぞれの類型について説明も詳しくなり、研究が一段と進んでいることがわかりました。

先生の著作は、このブログに掲載していない本も含め3~4冊ほど読みました。内容は微妙に異なっていて、その中で比べてしまうのも適切ではないのですが、本書では先生が神学を専門としているにも関わらず、なぜ「文明」にも着目した研究を進めているのか、個人的なエピソードも紹介されています。

(ついでに、あとがきではプライベートにまつわる言及も・・・初耳ながら、読んでてニヤニヤ)

この類型論は、社会学や国際関係学に位置づけられるのかもしれませんが、是非を問わず他の専門家にも検証してもらいたい分野です。日本と中国・韓国・ロシアの領土問題、欧米と中東の(宗教も含めた)対立問題にも、役に立つかもしれません。

また研究室にお邪魔して、先生とお話ししたいなぁ・・・急に大学が懐かしくなってきました。

→著者の他の本:
  ・『「新約聖書」の「たとえ」を解く』 (2007/10/03の記事

(F市図書館で借りて・背表紙幅:1.3cm)

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