流れ星による読書日記。大学在学中に200冊を読破。現在のべ900冊目に突入中! 目指すは…1000冊?
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流れ星
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女性
職業:
アルバイト
趣味:
読書
自己紹介:
文学部在学中に223冊を読破。
各記事TOPの
「○○冊目!」…在学中
「○○冊目!」…卒業後
もうすぐ通算650冊に到達予定。
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553冊目!
(2012・新潮文庫の100冊)
国語の教科書でおなじみの詩人。エッセイも出していたことは初めて知りました。ここ数年くり返し「100冊」キャンペーンに選ばれているので、人気の1冊のようです。
執筆は1990年代が中心のため、時事ネタに古さを感じますが、現代の詩人が普段どんな仕事をしどんな日常生活を送っているのか、親しみを覚えながら読むことができました。
「人間は自然を管理し、支配しようとすることで人間になってきたのだが、死は性とならんで、おそらく最後までわれわれを脅かす内なる自然であろう」(p. 74)
「本に頼ってるくせに、どこかに本を信用していないようなところが私にはある」(p. 85)
言語学者や国語の教師が書いた本というと、漢語が多く読みづらい印象がありました。ところが著者は漢語と和語をエッセイでも使い分けていて、言葉の1つ1つが自然に響いてくるのを感じます。
詩人というのは、やはり言葉を使うプロフェッショナルなのかもしれません。
→著者の他の本:
・『夜のミッキー・マウス』 (2012/10/21の記事)
(F市図書館で借りて・背表紙幅:0.9cm)
(2012・新潮文庫の100冊)
ひとり暮らし 谷川 俊太郎 (新潮文庫) 新潮社 2010-01-28 by G-Tools |
執筆は1990年代が中心のため、時事ネタに古さを感じますが、現代の詩人が普段どんな仕事をしどんな日常生活を送っているのか、親しみを覚えながら読むことができました。
「人間は自然を管理し、支配しようとすることで人間になってきたのだが、死は性とならんで、おそらく最後までわれわれを脅かす内なる自然であろう」(p. 74)
「本に頼ってるくせに、どこかに本を信用していないようなところが私にはある」(p. 85)
言語学者や国語の教師が書いた本というと、漢語が多く読みづらい印象がありました。ところが著者は漢語と和語をエッセイでも使い分けていて、言葉の1つ1つが自然に響いてくるのを感じます。
詩人というのは、やはり言葉を使うプロフェッショナルなのかもしれません。
→著者の他の本:
・『夜のミッキー・マウス』 (2012/10/21の記事)
(F市図書館で借りて・背表紙幅:0.9cm)
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