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流れ星による読書日記。大学在学中に200冊を読破。現在のべ900冊目に突入中! 目指すは…1000冊?
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 プロフィール 
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流れ星
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アルバイト
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読書
自己紹介:
文学部在学中に223冊を読破。

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51冊目!

断る力 断る力
勝間 和代

(文春新書) 文藝春秋 2009-02-19


by G-Tools
勝間さんの本を読むのは初めてです。読み始めて、すぐにファンになりました。

(母は「この人スーパーウーマンなんでしょ?」とトゲのあることを言ってましたが、おそらくそれも勝間さんの言う「妬みからくる嫌い」なんだと思います。勝間さんの成功ばかりに目がいって、著作をちゃんと読もうとしない。向き合おうとしない。母には食わず嫌いなところが見えました。

私はこの本を読んで、そんな印象は全く受けませんでした。むしろ、断る力を自在に操ることで思い通りの働き方・生活を実現している勝間さんの姿がとても魅力的に見えます。憧れすら感じました)

タイトル通り「断る力」について書かれている本ですが、AC(アダルトチルドレン)、うつ、DV(ドメスティックバイオレンス)など、断れないことによる影響としてこれらの言葉が出てきたのには驚きました。まさに私が最近興味を持って調べていることとマッチしたからです。

勝間さんも「断る力」を十分に発揮しきれなかった頃、うつ寸前になるまでくたくたに働いていたことがあるといいます。そこがまた私にとっては親近感を抱くきっかけになりました。

「断る力」は誰かに育ててもらうものではない、自分で身につけていくものだという主張にも感銘を受けました。また、家族環境や出身校によっては「同調性」「協調性」が強くなってしまって、場の空気に流されやすくなる傾向になることも同感でした。

私の母校を振り返ってみれば、「協調性重視」の校風だったと思います。私が極端に真面目になってしまったのも、周りから浮いてしまっていじめを受けたことがあるのも、心のどこかでいつも息苦しさを感じていたのも(今でも同窓会には出ていません)、うなずけます。

私も勝間さんのように、「自分で考え、行動する」ことに力点を置いている学校に通えていたら、人生が変わっていたかもしれない…そう思いますが、まだ私は(この記事を書いている時点で)24歳。勝間さんが言うタイムリミットにはまだまだ時間的に余裕があります。


今の私なら、まだ間に合う! 「断る力」を身につけられるチャンスがある!

ここ何日間で悩んでいたことにある程度自分で答えを出すことができました。断る力は練習が必要なようなので、さっそく(?)実践して自分の生活に取り入れていきたいと思います。

→著者のWebサイト:
  ・勝間和代オフィシャルサイト http://www.katsumaweb.com/

(書店で購入・背表紙幅:1.4cm)


→本文中に登場した本:
  ・p. 231 橋本 治 『上司は思いつきでものを言う』 (2015/07/27の記事

→「嫌われることを恐れない」と同じテーマに触れている本:
  ・吉原 珠央 『「選ばれる女性」のシンプルな習慣40』 (2012/01/06の記事)…p. 76参照

→アサーションが勉強できる他の本:
  ・小柳 しげ子 『アサーショントレーニング』 (2010/09/27の記事
  ・平木 典子 『自己カウンセリングとアサーションのすすめ』 (2009/09/22の記事
  ・平木 典子 『アサーション入門』 (2019/10/18の記事

→アサーションについて触れている本:
  ・ハラガン 『会社の掟 知らない女性はソンしてる-ビジネス・ゲーム』 (2012/01/18の記事)…第11章参照
  ・勝間 和代 『勝間和代のインディペンデントな生き方 実践ガイド』 (2009/06/01の記事

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