大島弓子 『グーグーだって猫である ２』

179冊目！

グーグーだって猫である 2 大島 弓子 （角川文庫）　角川グループパブリッシング 2008-07-25 by G-Tools

１巻の最後で、著者・大島さんの病気が判明。前巻では簡単にしか描かれていなかった闘病生活の詳細が、この第２巻の前半を占めています。

何度も入退院をくり返し、そのたびに猫たちとの別れを経験することに。闘病の記録が中心ですが、退院して帰宅した直後の猫たちの反応も生き生きしています。

読み終わった直後、映画版「グーグーだって猫である」（主演：小泉今日子）も観ました。内容は、１巻と２巻前半をベースにしています。

２巻の後半で出会った、皮膚病で苦しそうな子猫は一体どうなるんだろう…。３巻も気になってきました。

→本文中に登場する本：
　　・p. 86　ポー　『黒猫』　（2012/10/05の記事）

→「グーグー」シリーズの他の本：
　　・『グーグーだって猫である １』　（2011/11/18の記事）
　　・『グーグーだって猫である ３』　（2011/12/30の記事）
　　・『グーグーだって猫である ４』　（2012/01/09の記事）
　　・『グーグーだって猫である ５』　（2015/11/20の記事）
　　・『グーグーだって猫である ６』　（2015/12/06の記事）

→映画版のWebサイト：
　　・映画「グーグーだって猫である」公式サイト　http://www.gou-gou.jp/

（古本屋で購入・背表紙幅：0.8cm）

2011/11/30 (Wed) 【角川文庫】