大島弓子 『グーグーだって猫である ３』

190冊目！

グーグーだって猫である3 大島 弓子 （角川文庫）　角川書店　2010-02-25 by G-Tools

第2巻の最後に出てきた、「タマ」のその後が気になって購入しました。

私が今住んでいる地域も住宅地で、ときどきノラの猫たちを見かけます。スーパーの隅で鳴いていたり、コンビニに出入りする私たち人間をじーっと見ていたり。彼らもかつては人の家の猫だったのでしょうか。。。

大島さんの家の猫は4匹になり、それぞれの個性が対照的になってきています。ペットと一緒に暮らす人たちが「家族」と呼ぶのも、共に日々を暮らすうちに互いの性格を理解するようになるからだと思います。

後半では、家を新築し引っ越す様子が中心に描かれています。引越し前後の猫たちの様子が、詳しく描写されていて興味深かったです。

あとがきに、猫が9匹まで増えたという話もありました。どうやって増えていったのか、4巻を読むのが楽しみです。

→「グーグー」シリーズの他の本：
　　・『グーグーだって猫である １』　（2011/11/18の記事）
　　・『グーグーだって猫である ２』　（2011/11/30の記事）
　　・『グーグーだって猫である ４』　（2012/01/09の記事）
　　・『グーグーだって猫である ５』　（2015/11/20の記事）
　　・『グーグーだって猫である ６』　（2015/12/06の記事）

（書店で購入・背表紙幅：0.7cm）

2011/12/30 (Fri) 【角川文庫】